総務省 幹部と菅首相長男との会食めぐり 再調査急ぐ方針

総務省の幹部と衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男との会食をめぐって、総務省は22日、国会にこれまでの調査結果を報告することにしていて、会食で何が話題になったかなどの再調査を急ぐ方針です。

総務省の幹部と衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男との会食をめぐって、武田総務大臣は、これまで国会で答弁してきた秋本情報流通行政局長と湯本審議官の2人を20日付けで大臣官房付に異動させ、事実上の更迭と見られています。

総務省は、今月3日から調査を開始し、秋本氏と湯本氏に加え、谷脇総務審議官、吉田総務審議官の4人の幹部が、合わせて12回、菅総理大臣の長男らと会食をしていたことを明らかにしています。

秋本氏は、所管する放送事業が会食で話題になったかについて「記憶にない」としてきましたが、会食の音声データが報じられたことを受けて、19日の衆議院予算委員会で、放送事業が話題になったことを認め「報道が出たとき、天を仰ぐような驚がくする思いだった。このような会話をしていたのかと、ほとんど記憶していなかった事態だった」と述べました。

総務省は、22日の衆議院予算委員会で、4人の幹部の会食の具体的な金額や負担額などの調査結果を報告するとともに、これまで国会で答弁していない谷脇総務審議官と吉田総務審議官が出席して、説明することにしています。
また、武田大臣が、新たな疑念が生じたとして、改めて関係者から事情を聴く考えを示したことを受けて、総務省は、それぞれの会食で何が話題になったかについても、できるかぎり報告したいとしていて、出席者全員に改めて聞き取りを行うなどの再調査を急ぐ方針です。