東京パラ コロナでクラス分けられない選手相次ぎ 異例の対応へ

ことし夏の東京パラリンピックを目指す選手の中に、新型コロナウイルスの影響で出場の条件となる障害のクラス分けを受けられない選手が相次いでいることから、国際競技団体が来月、ゴールボールやマラソンなど視覚障害の7つの競技を対象に、合同のクラス分けを行うことが関係者への取材でわかりました。

パラリンピックの競技では、選手が公平に競い合えるように、障害の種類や程度に応じたクラス分けが行われていて、東京パラリンピックの出場には、事前に国際大会で専門家の判定を受けるよう定められています。

しかし、新型コロナウイルスの影響で国際大会が軒並み中止となり、本番まで半年となった今もクラス分けを受けられない選手が相次いでいて、世界的な感染流行が続く中で、海外遠征を強いられるケースも出ています。

これを受けて、国際競技団体などは来月20日から2日間、栃木県内の病院でゴールボールやマラソン、柔道など視覚障害の7つの競技を対象に、専門家による合同のクラス分けを行うことが関係者への取材でわかりました。

7つの競技でクラス分けを受けられていない選手は、少なくとも国内で21人に上るいうことで、今回、判定を受ければ、国際大会に出場しなくても、東京大会出場の条件となる資格が得られる、異例の対応がとられることになりました。

視覚障害者の競技団体は、国際競技団体やJPC=日本パラリンピック委員会に、安全にクラス分けを受ける機会の確保を要望していました。