衆院予算委 総務省の秋本局長 “放送事業が話題”認める

総務省の幹部と衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男との会食で、放送事業が話題になり、その一部を記録したとする音声データが報じられたことについて、総務省の秋本情報流通行政局長は衆議院予算委員会で、放送事業が話題になったことを認めました。

総務省の幹部と衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男との会食をめぐっては、先に「文春オンライン」が、去年12月10日の秋本情報流通行政局長らとの会食で放送事業が話題になったと報じ、その一部を記録したとする音声データを公開しました。

19日の衆議院予算委員会の冒頭、武田総務大臣は「たび重なる報道で国民の疑念を招く事態になっていることに、改めて、深くおわび申し上げる」と陳謝しました。

また、総務省の原官房長は、関係者に対する聞き取りの結果を報告し、音声が録音された会食に参加した菅総理大臣の長男と衛星放送関連会社の子会社の社長は、「自分だと思う」と回答したことを明らかにしました。

このあと野党側は、「業界にも関係し、利害関係者との会食だったと思わざるをえない。知らなかったというのは、信じがたい」などと追及しました。

これに対し、秋本局長は「今となっては、発言はあったのだろうと受け止めている。誘いがあった段階では、利害関係者ではないと思い込んでいた。認識に甘さがあったという点は率直に反省している」と述べました。

また「報道が出たときも、天を仰ぐような驚がくする思いだった」と述べました。

さらに秋本局長は、音声データにある元総務政務官についての発言は、みずからのものだと認め、謝罪しました。

公明 石井幹事長「国民に疑念抱かれないよう正確な答弁を」

公明党の石井幹事長は、記者会見で「2か月前のことを正確に覚えていないことはあるかもしれないが、国民に疑念を抱かれないよう、総務省には正確な答弁をしてもらいたい」と述べました。