「世界農業遺産」候補地に3地域の申請決定 農林水産省

農林水産省は伝統的な農業や生態系の保護などに取り組む地域を国際機関が認定する、「世界農業遺産」の候補地として山形県の最上川流域など3つの地域を申請することを決めました。

「世界農業遺産」は、FAO=国連食糧農業機関が、認定していて、これまでに日本の11地域を含む世界22か国の62地域が選ばれています。

新たに申請するのは、
▽染料に使われる紅花の生産や加工の技術がおよそ450年にわたって受け継がれている山形県の最上川流域、
▽林の落ち葉を堆肥にする伝統的な農法を受け継いでいる埼玉県の武蔵野地域、
それに
▽伝統のたたら製鉄に由来する独自の資源循環型農業を行っている島根県の奥出雲地域の3つです。

ことしの秋にも農林水産省を通じて正式に申請書が提出され、その後、FAOの審査が行われます。

日本からおととし提出した滋賀県の琵琶湖地域など、3つの地域の審査も続いています。

19日は「世界農業遺産」の日本版となる「日本農業遺産」も決まり、
▽富山県の氷見地域、
▽兵庫県の丹波篠山地域、
▽兵庫県の南あわじ地域、
▽和歌山県の高野・花園・清水地域、
▽和歌山県の有田地域、
▽宮崎県の日南市、
▽宮崎県の田野・清武地域の7つの地域が選ばれました。