17日の人出 前4週の平均と比べ 増加も 緊急事態宣言の10都府県

緊急事態宣言が出されている10都府県の17日の人出は、先週までの4週間の平日の平均と比べて、増えたところが多くなっています。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が、利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、緊急事態宣言が出ている首都圏の1都3県、そして、関西の3府県と愛知、岐阜、福岡の3県の主な地点の人の数を分析しました。

分析した時間は、日中が午前6時から午後6時まで、夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

その結果、17日は、日中も夜間も先週までの4週間の平日の平均と比べて、人出が増えたところが多くなっています。

まず、日中を見てみますと、渋谷スクランブル交差点付近で35%増加したのをはじめ、博多駅付近と千葉駅付近で24%、岐阜駅付近で23%、大宮駅付近で16%、名古屋駅付近で15%、神戸市の三ノ宮駅付近で8%、大阪梅田駅付近と京都駅付近で7%、それぞれ増加しました。

東京駅付近はマイナス1%とほぼ変わらず、横浜駅付近はマイナス4%でした。

また夜間は、渋谷スクランブル交差点付近で47%増加したのをはじめ、千葉駅付近で45%、名古屋駅付近で37%、大宮駅付近で36%、博多駅付近で23%、京都駅付近と岐阜駅付近で17%、大阪梅田駅付近で15%、神戸市の三ノ宮駅付近で12%、それぞれ増加しました。

横浜駅付近はマイナス2%、東京駅付近はマイナス8%でした。