戸田市選管事務局長 スーパークレイジー君議員に不適切言動

埼玉県戸田市の市議会議員選挙で、初当選を果たした男性議員に対し、市の選挙管理委員会の事務局長が深夜に面会を求めて「仮に居住実態に疑義が生じる場合は、当選を辞退するのも一つの選択肢だ」などと伝えていたことが分かりました。市は不適切な言動と認め、事務局長を18日付けで別の部署へ異動させました。

戸田市選挙管理委員会によりますと、今月4日、事務局長が、市議会議員選挙で初当選したスーパークレイジー君議員と市役所内で面会し、被選挙権の要件となる居住実態についてやり取りをしたということです。

事務局長は、話の内容に不明瞭な点があったとして、深夜に再度市内の小学校の前で議員と面会し「仮に居住実態に疑義が生じる場合は、当選を辞退するのも一つの選択肢だ」などと伝えたということです。

これについて選挙管理委員会は「事務局長の言動は誤解を招くもので不適切だった」と認めたうえで、辞職を求める意図はなかったと説明しています。

議員をめぐっては、市民から「市内に住んでいる実態がない」などと当選に対して異議の申し立てが出され、選挙管理委員会が調査を進めていて、市は公正性が疑われるおそれがあるとして、事務局長を18日付けで別の部署へ異動させました。

スーパークレイジー君議員はNHKの取材に対し「事務局長から夜中に市役所以外の場所で面会を求められたのは常識的ではなく、発言から辞職を求める意図を感じた」と話しています。