東京 新型コロナ 27人死亡 445人感染確認 12日連続500人下回る

東京都内では18日、新たに445人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、12日連続で500人を下回りました。一方、都は感染が確認された27人が死亡したことを明らかにし、このうち20人は医療機関と高齢者施設で感染したということです。

東京都は18日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて445人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が500人を下回るのは12日連続です。

年代別では、10歳未満が9人、10代が29人、20代が108人、30代が80人、40代が67人、50代が49人、60代が24人、70代が27人、80代が41人、90代が11人です。

445人のうち、およそ53%の235人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ47%の210人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者の内訳は「家庭内」が最も多く86人、次いで「施設内」が73人、「職場内」が12人、「会食」が9人などとなっています。

このうち「施設内」では、11の医療機関で患者と職員合わせて23人、11の高齢者施設で利用者と職員合わせて44人の感染が確認されました。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて10万8782人になりました。

また、18日時点で入院している人は17日より85人減って2147人でした。「現在確保している病床に占める割合」は42.9%です。

このうち、都の基準で集計した18日時点の重症の患者は17日より3人減って84人となり、重症患者用の病床の25.5%を使用しています。

これまでに感染が確認された人のうち、自宅で療養している人は17日より15人増えて995人でした。

都が確保したホテルなどで療養している人は17日より4人増えて429人で、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は17日より78人増えて799人でした。

また、都は、感染が確認された60代から90代の男女合わせて27人が死亡したことを明らかにしました。

27人のうち12人は入院していた医療機関で、8人は利用していた特別養護老人ホームなどの高齢者施設で感染したということです。

これで都内で死亡した人は合わせて1210人になりました。