“ワクチン 医療従事者125人接種 トラブルなし” 加藤官房長官

医療従事者への先行接種が始まった新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、加藤官房長官は、17日午後5時現在で125人が接種を受け、現時点で「アナフィラキシー」と呼ばれる重いアレルギー反応やトラブルは報告されていないと明らかにしました。

新型コロナウイルスのワクチン接種は、17日から、およそ4万人の医療従事者を対象に始まりました。

加藤官房長官は、午前の記者会見で、17日午後5時現在で、8つの医療機関で合わせて125人が接種を受けたと説明しました。

そのうえで「現時点で、国内で医薬品の審査を行うPMDA=医薬品医療機器総合機構に対し接種直後の死亡や『アナフィラキシー』があったという報告はないと承知している。また、厚生労働省に対し、トラブルが発生したという報告もないと聞いている」と述べました。