地震で外壁壊れた図書館 再開の見通し立たず 福島 郡山

震度6弱を観測した福島県郡山市の中央図書館は外壁が壊れたため休館していて、再開の見通しは立っていません。

今月13日の地震の影響で郡山市にある市営の14の図書館は、すべて休館していて、このうち市中心部の中央図書館は外壁や柱が壊れ、ガラスが割れるなど大きな被害が出ました。

書籍の多くが本棚から落ちて床に散乱したということで、17日、拾い集めた本が机に仮置きされて山積みになっていました。

一方、東日本大震災のあとに設置した転倒防止の装置がついた本棚では、ほとんど被害がなかったということです。

図書館では、職員が本の点検作業を進めていますが、今のところ再開の見通しは立っていません。

中央図書館を除くほかの13の図書館は、来週水曜日までに再開する予定で中央図書館で借りた本はほかの図書館でも返却できるということです。

休館を知らずに本を返しにきた70代の女性は「こんなひどい状況だとは思いませんでした。しばらく本を借りられないのは残念ですが、しかたないです」と話していました。

郡山市中央図書館の熊田賢一副館長は「市民にご迷惑をかけて申し訳ないが、建物の復旧や本の点検を進め、いち早く利用できるようにしたい」と話していました。