小学校でオンライン授業参観 コロナ感染拡大防止で 高松

新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、高松市の小学校ではオンラインで保護者の授業参観が行われました。

オンラインで授業参観を行ったのは、高松市松並町の鶴尾小学校です。

6年生の教室ではカメラを設置したほか、教員がタブレット端末でも撮影しながら国語の授業が行われました。

授業では、子どもたちがお気に入りのスポーツ選手や芸術家などの名言をインターネットで調べて発表し、授業の様子はテレビ会議システムを通じて自宅などにいる保護者らに届けられました。

小学6年生の児童は「カメラで撮られていたので、いつもより緊張した」とか「保護者が直接来てくれたほうが安心する」などと話していました。

オンラインで授業を見た保護者は「家で用事をしながら授業を見ることができて感激している。また、家族も一緒に授業を見ることができて、すばらしいと思いました」と話していました。

鶴尾小学校の田中義人校長は「保護者からは、家庭にいても授業が見ることができて喜んでいると聞いて、チャレンジしてよかった」と話していました。