福島の図書館 震度6強の2日後に開館 東日本大震災の経験生かす

震度6強を観測した福島県相馬市にある図書館は、10年前の東日本大震災の経験を生かして、被害を最小限に食い止め、地震の2日後から開館しています。

相馬市図書館では、今月13日に発生した地震の2日後の15日から通常どおりの開館を行っています。

この図書館では、10年前の東日本大震災で、本棚が倒れるなどして復旧に時間がかかった経験から防災対策を進めてきました。
図書館によりますと、大きな本棚どうしをつっぱり棒で支え合い、倒れないようにしたほか、小さな本棚は金具で床と固定するなどの対策をとりました。
さらに、本棚の最上段には滑り止めのシートをはって本が高いところから落ちないように工夫したということです。
こうした対策によって、今回の地震では、被害を最小限に食い止めることができたため、地震の2日後に通常どおりの開館を実現できたということです。

図書館を利用した女性は「地震で休館していると思ったが、やっていたのでびっくりした。本も本棚に並んでいて、どうしてだろうと思う。本も借りたかったのでよかったです」と話していました。

相馬市図書館の牛安澤美智館長補佐は「10年前の東日本大震災の時は、本棚が倒れたり、本も今回より多く落ちたりしました。対策を行っていたおかげで、1日の休館ですんだので、経験を生かせたと思います」と話していました。