出光興産 国内で小型EV生産やシェアリングサービスに参入へ

世界的にEV=電気自動車への新規参入が相次ぐ中、石油元売り大手の出光興産が、国内で小型EVの生産やシェアリングサービスに乗り出すことになりました。

出光は競技用自動車の開発やEVの製造などを手がける、タジマモーターコーポレーションと共同で、小型EVの事業に乗り出します。

車は全長2.5メートル、幅1.3メートルの4人乗りで、フル充電で走行できる距離は120キロ、価格は150万円以下を目指すとしています。

来年にも、全国にある系列のガソリンスタンドを拠点に、販売やシェアリングサービスを始めるとしています。

政府が2030年代半ばに新車販売を、すべてハイブリッド車やEVなどの電動車にする目標を掲げるなど、今後ガソリン需要の減少が見込まれる中、出光としてはみずからEV事業を手がけ、新たな収益源にしたいねらいです。

出光興産の木藤俊一社長はオンラインの会見で「エネルギーシフトが厳しいのは間違いない。既存のエネルギーの安定供給も果たしながら、その先への変革を図っていく。 EVに対してもさまざまな角度で取り組んでいきたい」と述べました。

また。タジマモーターの田嶋伸博社長は「これまで培ったノウハウを生かして、最短の時間で低価格の車両を実現したい」と述べました。