東京電力 柏崎刈羽原発 工事ミス相次ぐ 問われる管理体制

東京電力は、再稼働を目指す柏崎刈羽原子力発電所7号機の安全対策工事の中で、消防設備の工事の一部が未完了だったと発表しました。先月にも消火設備で工事が完了していなかったことが判明するなど、ミスが相次いでいて、東京電力の管理体制が問われています。

新潟県にある柏崎刈羽原発7号機では、東京電力が再稼働を目指して安全対策工事を進めています。

これについて東京電力は15日、重大事故対策の設備につながる通路に火災感知器を設置する工事の一部が終わっていなかったと発表しました。

原因について、工事担当者と設計担当者の間で、情報共有が不十分だったためとしています。

柏崎刈羽原発では先月12日にも安全対策工事を終えたと、いったん発表したにもかかわらず、およそ2週間後、重大事故対策の設備を守る消火設備の工事に漏れがあったと発表し、工事終了の発表を撤回するなど、安全対策工事でミスが相次いでいます。

さらに柏崎刈羽原発では、去年9月に社員がほかの社員のIDカードを使って不正に中央制御室に入室した問題が明らかになり、東京電力は15日付けで、小早川社長を厳重注意にするなど、幹部や関わった社員の処分を発表しています。

東京電力はこうした不正や工事ミスの原因の調査を行い、来月10日までに再発防止策をまとめるとしています。