熊本県 18日に県独自の緊急宣言解除へ 病床使用率などが改善

熊本県は、独自の緊急事態宣言について、国が示す基準を下回ってきているなどとして3日前倒しして今月18日に解除することを決めました。

熊本県は15日、県庁で対策本部会議を開き独自の緊急事態宣言を3日前倒しして今月18日に解除することを決めました。

理由について蒲島知事は、県内の病床使用率が14日の時点で17.1%にまで改善されたのをはじめ、すべての指標で国が示す基準を下回ったことをあげています。

宣言の解除に伴い、熊本市中心部の酒類を提供する飲食店を対象にした午後10時までの営業時間の短縮要請も18日午前5時に解除されます。

一方で、蒲島知事は、宣言解除後も引き続き、感染流行地域への移動や、夜遅くまでの飲酒や会合など感染拡大につながる行動を控えるよう求めています。