ロイヤルホスト運営会社 双日などから160億円の資本支援と発表

「ロイヤルホスト」などを展開するレストラン大手、ロイヤルホールディングスは、新型コロナウイルスの影響で悪化した経営状況を改善するため大手商社の双日と資本業務提携を行い、みずほ銀行などの金融機関と合わせて160億円に上る資本支援を受けることを正式に発表しました。

発表によりますとロイヤルホールディングスは、感染拡大でレストラン事業の売り上げが大幅に落ち込むなど、悪化した経営状況の改善をはかるため、15日の取締役会で双日と資本業務提携を行い、双日から100億円、みずほ銀行などの金融機関から60億円の合わせて160億円の資本支援を受けることを決めました。

これにより双日はロイヤルホールディングスの筆頭株主となる見通しで、双日の営業網を活用して海外のレストラン事業を強化するなど、成長戦略を打ち出したいとしています。

あわせて発表された去年1年間の決算は、グループ全体の売り上げが843億円で前の年より40%減少し、最終的な損益は、過去最大の275億円の赤字となりました。

オンラインの会見で、黒須康宏社長は「厳しい業績となったが、コスト削減などの構造改革に加えて、双日との提携で新しい事業の展開につなげ業績を回復させたい」と述べました。

双日 藤本社長「ノウハウを生かし、ビジネス展開したい」

双日の藤本昌義社長は、今回の提携について15日行った会見で「ロイヤルホストが持つ店舗で提供される料理を集中的に調理するセントラルキッチンのノウハウを生かし、東南アジアでコンビニや総菜などのビジネスを展開したい」と述べたうえで、今後、ロイヤルホールディングスの株式の保有比率を20%余りまで高めてグループ化し、海外の事業などを強化する考えを示しました。