自宅療養中のコロナ患者往診で医療機関に補助金 千葉県

新型コロナウイルスに感染して自宅療養中に死亡するケースが問題となる中、千葉県は自宅で療養している患者の往診などを行った医療機関に対し補助金を支払う独自の取り組みを15日から始めました。

千葉県の森田知事が15日会見であきらかにしたものです。

それによりますと、県内では14日時点で自宅療養中や、入院やホテルでの療養を調整している人が1688人いますが、これまでに自宅療養中に病状が急変して3人が死亡したことが確認され、自宅で療養する人をケアしていく体制が課題になっています。

このため千葉県は自宅療養中の人が症状が悪化した際に、保健所からの依頼に応じて往診または外来診療を行った医療機関に対して、1回あたり平日は5万円、夜間と休日は10万円の補助金を支払う独自の取り組みを15日から始めました。

森田知事は「医療機関の理解が欠かせず、円滑な診察につながるようなんとか協力をお願いしたい」と述べて、ふだん新型コロナ患者を受け入れていない医療機関にも協力を求めたいとしています。

また、森田知事は緊急事態宣言の解除について「1都3県をみるとまだまだ解除という状況には至らず、気を引き締めなくてはならない」と述べました。

その一方で、森田知事は新規の感染者数が100人以下になり医療体制に余裕が出る状態が一定期間続いた場合は、解除の要請について検討したいという認識を示しました。