東京五輪・パラ 新型コロナ対策で実務レベルの協議始まる

東京オリンピック・パラリンピックの新型コロナウイルス対策について大会組織委員会とIOC=国際オリンピック委員会やIPC=国際パラリンピック委員会の実務レベルによる協議が15日から3日間の日程でオンラインで始まりました。

東京大会の最大の課題であるコロナ対策を巡っては、組織委員会などが今月、選手や国際競技団体、それにメディアなど、関係者ごとに基本的な感染対策やルールをまとめた「プレーブック」と呼ばれる手引書を公表しています。

今回の協議では、プレーブックのさらなる具体化に向けて大会期間中の出入国や検査体制、選手村、輸送などそれぞれの課題について意見を交わす予定で、組織委員会とIOC、IPCの実務レベルが参加して15日からオンラインで始まりました。

協議では、来月25日にスタートするオリンピックの聖火リレーや4月に再開されるテスト大会のコロナ対策についても話し合われる見通しです。

3日目の最終日には、組織委員会の武藤事務総長などによる記者会見が予定されています。