全豪車いすテニス 上地が決勝へ 国枝は準決勝で敗退

テニスの四大大会、全豪オープン車いすの部で、女子シングルスで大会連覇をねらう上地結衣選手は決勝に進みましたが、男子シングルスの国枝慎吾選手は準決勝で敗れました。

全豪オープン車いすの部の女子シングルスで連覇をねらう世界ランキング2位の上地選手は、15日の準決勝で南アフリカのケゴタトソ・モンチャネ選手と対戦しました。

上地選手は6ー1、5ー7、6ー0でセットカウント2対1で勝ち、決勝に進みました。

準決勝のもう1試合では、去年の全仏オープンで準優勝した大谷桃子選手が世界1位のオランダのディーデ・デフロート選手と対戦しましたが、2ー6、4ー6のストレートで敗れました。

上地選手は決勝で2年連続3回目の優勝をかけて世界1位のデフロート選手に挑みます。

一方、男子シングルスでは世界1位の国枝選手が準決勝で世界3位のイギリスのアルフィー・ヒューウェット選手と対戦し、3ー6、4ー6のストレートで敗れ、連覇を逃しました。

国枝「強くなるためには負けることも必要」

国枝選手は試合後の記者会見で「こちらも決して悪くなかったが、相手がよかった。スピードを上げようと改良しているサーブが思うようにいかなかった。試合の緊張感の中で通用するよう修正していきたい。高い授業料になったがいい薬になった。強くなるためには負けることも必要だと思う」と話しました。

一方、半年後の東京パラリンピックまでのスケジュールについて、国枝選手は新型コロナウイルスの影響で大会の中止が相次いでいることから、5月下旬まで大会に参加できない可能性があるとの見通しを示しました。

上地「我慢強くやるべきことを最後までやれる選手が勝つ」

上地選手は全豪オープンの女子シングルスで5年連続の決勝進出を果たしました。

上地選手は「シーズンのこのあとが見えていないので、1つ1つの大会で結果を残していくことを考えている」と新型コロナウイルスの影響で大会の開催状況が見通せないシーズンでの心境を述べました。

決勝で対戦する世界1位のオランダのデフロート選手については「彼女と対戦するときは相手がプレーしづらい状態でボールを打たせることが重要で、少しずつ精度を下げさせることが勝つ手段だ。我慢強く、自分のやるべきことを最後までやれる選手が勝てると思う」と述べ、最大のライバル攻略へ、気持ちを引き締めていました。