福島 郡山 国の重要文化財の壁にひび 朝ドラ「エール」撮影地

震度6弱の揺れを観測した福島県郡山市では、国の重要文化財に指定され、NHKの連続テレビ小説「エール」の撮影にも使われた建物でも、壁にひびが入る被害が確認されました。

郡山市開成にある国の重要文化財「旧福島県尋常中学校本館」は、明治時代に建てられた木造の洋風建築で、現在は博物館として利用されています。

13日夜の地震で、この建物では複数の部屋で内壁のしっくいにひびが入り、天井の一部が崩れ落ちたほか、窓ガラスが割れる被害が出ました。
施設の担当者によりますと、この建物は10年前の東日本大震災で大きな被害を受けたあと3年ほどかけて復旧し、去年放送されたNHKの連続テレビ小説「エール」の撮影でも使われました。

安積歴史博物館の橋本文典業務執行理事は「国指定の重要文化財なので、文化庁に被災状況を報告しています。新型コロナウイルスの感染が落ち着いてきたのでもう1度盛り上げられるかと思っていましたが、地震の被害を受け、意気消沈しています」と話していました。