京都府 “宣言の解除 国に要請の独自基準 満たされた” 発表

京都府は、緊急事態宣言の解除を国に要請するための独自の基準が12日の時点で満たされたと発表しました。一方、実際に解除を要請するかどうかは、来週以降専門家の意見などを踏まえ、慎重に判断するとしています。

緊急事態宣言の解除を国に要請するための独自の基準として京都府は、いずれも7日間連続で▽新規陽性者数が1週間平均で50人未満となり、▽高度な治療を必要とする重症患者向けの病床の使用率が50%未満となることをあげています。

その結果、12日の時点で▽新規陽性者数は27.14人、▽重症患者向けの病床使用率は10.5%で、いずれも7日連続で基準を満たしたと発表しました。

一方、実際に解除を要請するかどうかについて京都府は、来週以降専門家の意見や大阪・兵庫との協議を踏まえ、慎重に判断するとしています。