高知沖で海自潜水艦と衝突 調査受けていた貨物船が出発

高知県の沖合で海上自衛隊の潜水艦と貨物船が衝突した事故で、神戸港の沖に停泊し第5管区海上保安本部による調査を受けていた貨物船が、13日午前、目的地に向けて出発しました。

香港船籍の貨物船「オーシャン アルテミス」は、13日午前9時、停泊していた神戸港の沖から目的地の岡山県倉敷市の水島港に向けて出発しました。

貨物船は今月8日、高知県の足摺岬の南東、およそ50キロの沖合で、海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」と衝突し、その後、第5管区海上保安本部の調査を受けていました。

これまでの調査で海面からおよそ8メートルから13メートル下の船首の付近に、ぶつかった際できたと見られる損傷があり、へこんだ部分にはおよそ20センチにわたってひびが入り、船内に海水がにじんでいたということです。

また潜水艦のものとみられる黒い塗料がついていたということです。

海上保安本部で今後、潜水艦について業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで捜査を進める方針で、損傷部分の塗料の調査や乗組員の聞き取りなどを行うことにしています。

また貨物船については、今後、必要があった場合、任意で事情を聴くことにしています。