源義経ゆかりの寺 敷地内の施設全焼 1人軽傷 神奈川 鎌倉

神奈川県鎌倉市にある源義経にゆかりがあるとされる寺の「満福寺」で、12日朝早く、敷地内の施設が全焼する火事がありました。

12日午前6時前、鎌倉市腰越の満福寺で「火があがっている」と近くにいた人から消防や警察に通報がありました。

消防車など9台が出て消火に当たった結果、火はおよそ4時間後に消し止められましたが、寺の敷地にある「義経庵」と呼ばれる木造2階建ての多目的施設が全焼しました。

この火事で、施設に住み込んでいる26歳の僧侶の男性が避難する際、手に軽いけがをしたほか、近くを走る江ノ島電鉄が一時、運転を見合わせました。

警察によりますと、焼けた「義経庵」は法事の際の食事を出すなど飲食店としても営業しているということで、警察や消防は火が出た原因を調べています。

満福寺は、源義経が不和となっていた兄の頼朝と和解するため「腰越状」という手紙を書いた場所と伝えられています。