逃走した兵庫県警の警察犬 復帰直後にお年寄り発見で表彰

任務中に逃げ出した兵庫県警察本部の警察犬が、再訓練を受けて現場に復帰した直後に神戸市内で行方不明のお年寄りを発見する活躍をしたとして表彰されました。

表彰されたのは、兵庫県警の警察犬で2歳のオスのシェパード「クレバ号」です。

今月7日、神戸市内で行方が分からなくなった81歳の女性の捜索に出動し、およそ45分後、枕のにおいをもとに自宅から2キロほど離れた場所で見つけました。

女性にけがはなかったということです。

クレバ号は、去年10月、兵庫県の山中で行方不明者の捜索中に逃げ出し、3か月にわたる再訓練を経て今月4日に現場復帰したばかりで、県警には「辞めさせないで」とか「応援している」といった声がおよそ90件、寄せられていました。

12日、神戸市中央区の葺合警察署で行われた表彰式で、クレバ号は、駆けつけた報道陣に終始、緊張した様子でしたが、感謝状が読み上げられている間はおとなしくまっすぐ前を見つめ、その後、ご褒美の骨の形のおやつにかみついていました。
明るく、好奇心旺盛な性格で、能力も高いというということで、担当する鑑識課の村岡孝行課長補佐は「訓練を一生懸命がんばって成果を出してくれてありがとう。これからもよろしくな」とねぎらいのことばをかけていました。