東京五輪・パラ組織委 森会長辞任へ 川淵氏後任引き受けの意向

女性蔑視と取れる発言の責任を取って辞任する意向を固めた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長は12日開かれる組織委員会の会合で辞意を表明する見通しです。後任の会長は川淵三郎氏が引き受ける意向を示していて、5か月後に開幕が迫った東京大会に向けて難しいかじ取りが迫られることになります。

大会組織委員会の森会長の「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」といった発言を巡っては、本人が発言を撤回して謝罪したあとも国内外から批判が続き、森会長は発言の責任を取って会長を辞任する意向を固め関係者に伝えました。

組織委員会は12日午後3時から緊急の会合を開き、冒頭で森会長が発言し辞意を表明する見通しです。

会合には後任の会長への就任を打診され、引き受ける意向を示している川淵氏も出席することになっています。

東京大会は、開催まであと5か月余りとなる中、運営を担う組織委員会のトップが交代する異例の事態となり、川淵氏は難しいかじ取りが迫られることになります。

森会長 辞意 海外メディアも速報

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長が会長職を辞任する意向を固め、関係者に伝えたことについて、アメリカのABCテレビは「一連の性差別的な発言に対する批判を受けて辞任する見通しだ」と伝えました。

また、イギリスの公共放送BBCは東京からの記者の中継でこれまでのいきさつについて、「人々の怒りが高まって、森会長の処遇の検討などを求めるインターネット上の署名に15万人が賛同した。また、数百人が大会に関わるボランティアを辞退している」などと伝えています。