新型コロナ 11都府県 6つの指標の状況(7日現在)

政府の分科会は感染状況を示す4つのステージのうち、どのステージにあるか判断するための指標として、
▼「病床のひっ迫具合」、
▼「療養者数」、
▼「PCR検査の陽性率」、
▼「新規感染者数」、
▼「直近1週間と前の週の感染者数の比較」、
▼「感染経路が不明な人の割合」の6つを挙げています。

内閣官房によりますと、2月7日時点で、緊急事態宣言が出ている11の都府県では、「病床使用率」や「人口10万人当たりの療養者数」で最も深刻な「ステージ4」の目安の値を超えているところが多くなっています。

なお、「病床のひっ迫具合」については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」を元に、国とは異なる値を公表しているところもあります。

1 病床のひっ迫

まず病床のひっ迫具合です。

病床使用率はステージ3が20%、ステージ4は50%が目安です。

病床全体の使用率は
▼東京都で56%、
▼埼玉県で66%、
▼千葉県で68%、
▼神奈川県で48%、
▼栃木県で36%
▼愛知県で52%、
▼岐阜県で38%、
▼大阪府で57%、
▼兵庫県で60%、
▼京都府で47%、
▼福岡県で69%です。

このうち重症者用の病床は
▼東京都で107%、
▼埼玉県で29%、
▼千葉県で23%、
▼神奈川県で39%、
▼栃木県で28%、
▼愛知県で38%、
▼岐阜県で20%、
▼大阪府で56%、
▼兵庫県で48%、
▼京都府で28%、
▼福岡県で35%となっています。

2 療養者数

続いて療養者数は人口10万人当たり、ステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。

▼東京都で52人、
▼埼玉県で50人、
▼千葉県で67人、
▼神奈川県で24人、
▼栃木県で16人、
▼愛知県で24人、
▼岐阜県で18人、
▼大阪府で37人、
▼兵庫県で25人、
▼京都府で36人、
▼福岡県で35人です。

3 検査陽性率

最近1週間のPCR検査などの陽性率です。

目安の値はステージ3、ステージ4ともに10%です。

▼東京都で5.7%、
▼埼玉県で3.9%、
▼千葉県で7.9%、
▼神奈川県で8.2%、
▼栃木県で2.3%、
▼愛知県で6.2%、
▼岐阜県で3.8%、
▼大阪府で3.9%、
▼兵庫県で5.5%、
▼京都府で4.2%、
▼福岡県で3.7%となっています。

4 新規感染者数

人口10万人当たりの新規感染者はステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。

▼東京都で29人、
▼埼玉県で21人、
▼千葉県で23人、
▼神奈川県で17人、
▼栃木県で6人、
▼愛知県で9人、
▼岐阜県で11人、
▼大阪府で15人、
▼兵庫県で12人、
▼京都府で12人、
▼福岡県で13人となっています。

5 直近1週間と前の週の新規感染者数の比較

直近の1週間と、その前の週の感染者数の比較は、目安の値はステージ3、ステージ4ともに1倍です。

▼東京都で0.67、
▼埼玉県で0.83、
▼千葉県で0.69、
▼神奈川県で0.56、
▼栃木県で0.51、
▼愛知県で0.57、
▼岐阜県で0.76、
▼大阪府で0.60、
▼兵庫県で0.62、
▼京都府で0.44、
▼福岡県で0.59となっています。

6 感染経路不明者の割合

最後に感染経路が不明な人の割合です。

目安の値はステージ3、ステージ4ともに50%です。

▼東京都で50%、
▼埼玉県で34%、
▼千葉県で52%、
▼神奈川県で53%、
▼栃木県で70%、
▼愛知県で35%、
▼岐阜県で14%、
▼大阪府で48%、
▼兵庫県で25%、
▼京都府で35%、
▼福岡県で33%でした。