老人ホームでクラスター 入所者と職員25人が感染 東京 葛飾

東京 葛飾区は、区内の介護施設で、入所者と職員合わせて25人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。

葛飾区によりますと、区内の特別養護老人ホーム「かつしか苑」で、今月4日以降、同じフロアで生活する入所者らの感染が次々と明らかになりました。

8日までに30代から90代までの職員9人を含む合わせて25人の感染が分かり、区は施設内で感染者の集団=クラスターが発生したとしています。

感染が判明した16人の入所者のうち、これまでに8人が入院し、そのほかは軽症や無症状のため、施設内で療養しながら入院調整を続けるということです。

葛飾区では、感染拡大を防ぐため対策が適切に行われているか保健所が確認を進めるほか、感染した人の介護を続ける職員向けに防護服200着を提供するなど施設療養への支援を続けることにしています。