米バイデン大統領 中国とは“しれつな競争” 国際ルールは重視

アメリカのバイデン大統領はメディアとのインタビューで、中国とは「しれつな競争になる」としたうえで、「国際的なルールを重視する形で競争を行っていく」と述べ、トランプ前政権とは一線を画し国際社会のルールにのっとって中国と向き合っていく考えを示しました。

バイデン大統領は7日に放送されたCBSテレビのインタビューで、習近平国家主席と電話会談を行っていないことについて聞かれ、「まだ話す機会を持てていない」とした一方、「電話しない理由はない」と述べ、今後、電話会談を行う用意はあるという考えを示しました。

そして、習主席とは副大統領だった際に何度も会談を行ったとして、「彼のことはよく知っている。とても頭脳明晰で、手ごわい人物だ。中国とは対立する必要はないが、しれつな競争になる」と述べました。

そのうえで、「私はこの競争をトランプ氏のようなやり方ではなく、国際的なルールを重視する形で行っていく」と述べ、一方的な政策も辞さなかったトランプ前政権とは一線を画すとしています。

バイデン政権は気候変動などの分野では中国と協力する用意があるとする一方、外交や安全保障、貿易、人権などでは厳しい対応も辞さないとして、国際社会との連携や国際的な法と秩序を重視して中国に対処していく考えで、今後、政権がどうような具体策を打ち出していくのかに関心が集まっています。