政治

衆院予算委 菅首相長男の接待報道めぐる答弁で野党側一時退席

衆議院予算委員会では、総務省の幹部が、衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男から接待を受けたと報じられたことをめぐり、野党側が、報じられた幹部の1人の答弁に納得できないなどとして、一時、退席しました。
衆議院予算委員会の午後の審議で、立憲民主党の山井和則氏は、総務省の幹部が、衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男から接待を受けたと報じられたことについて、報じられた幹部の1人、総務省の秋本情報流通行政局長に、接待を受けた回数などについてただしました。

これに対し、秋本局長は「総務省などの調査を受けている最中で、個別の内容は答弁を差し控えさせていただく」などと答弁しましたが、立憲民主党、共産党、国民民主党の野党3党が「報じられた内容の事実確認すら応じず、あまりに不誠実な答弁で納得できない」などと反発し、退席しました。

これを受けて与党側が、政府側にできるかぎり誠実な答弁を促すなどとして理解を呼びかけた結果、野党側は、およそ1時間後に審議に戻りました。

立民 辻元副代表「委員長采配にも抗議」

衆議院予算委員会の野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の辻元・副代表は、記者団に対し「政府側の答弁が不十分なので、いったん審議時間をはかる時計を止めて話し合おうと言っているのに、金田委員長は『止めない』と発言し、応じなかった。これは異常な運営で、委員長の采配についても、しっかり抗議しないといけない」と述べました。

共産党 小池書記局長「国民の不信は高まるばかりだ」

共産党の小池書記局長は、記者会見で「菅総理大臣は、事の重大性を認識していない。『別人格だ』というひと言で、まともに答えようとしない態度では、国民の不信は高まるばかりだ。総務省も『調査中で答えられない』という理由では、国会での答弁拒否の口実にはならず、きちんと野党の質問に答えるべきだ」と述べました。

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