新型コロナ影響で売れ残った土産物の物産展 岐阜 飛騨

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で観光客が減る中、売れ残った土産物の在庫を販売する物産展が岐阜県飛騨市で行われています。

この物産展は、多くの土産物の在庫を抱えた販売業者などを支援しようと、感染対策をとりながら飛騨市が開きました。

会場の市役所の駐車場には、せんべいをつくる会社や道の駅の土産物店など市内6つの業者が出店し、お菓子やラーメン、それに飛騨牛のしぐれ煮といった地元の土産物が通常より2割から8割ほど安く販売されています。

また「さるぼぼコイン」と呼ばれる地元の電子マネーで買い物をすると、購入額の20%分のポイントが付与されることになっていて、訪れた人たちは、QRコードにスマートフォンをかざして買い物をしていました。

土産物の卸売りをしている会社の人は「緊急事態宣言で売店も休んでるので、土産物の行き場がありません。ネット販売を急にやろうとしても難しいので、こうした場があるとありがたいです」と話していました。