“観光事業者に新たな支援策を検討” 赤羽国土交通相

赤羽国土交通大臣は、5日の閣議のあとの記者会見で緊急事態宣言の延長に伴って「Go Toトラベル」が引き続き全国一律で停止されることを踏まえて、観光事業者に対して感染症対策の費用を助成するなど新たな支援策を検討していることを明らかにしました。

緊急事態宣言の延長に伴い、Go Toトラベルも来月7日まで全国一律で運用を停止します。

赤羽国土交通大臣は会見で「この状況が長引くほど状況は厳しくなり、廃業が相次ぐなど、取り返しのつかないことになりかねないと大変、危惧している」と述べたうえで、観光事業者を対象に新たな支援策を検討していることを明らかにしました。

具体的には、ホテルや旅行会社が感染症対策を行う費用や、Go Toトラベルの停止でキャンセル対応を行った際に追加で負担した費用について、国の助成を検討しているということです。

赤羽大臣は「新たな支援策で感染状況の厳しい時期を乗り越えたあと、旅行の需要を着実に回復させられるよう基盤を整えたい」と述べました。