ミャンマー 国連安保理緊急会合 多くの国から懸念の声

ミャンマーのクーデターへの対応を話し合う国連安全保障理事会の緊急会合が開かれ、多くの国から懸念の声が上がりました。

ミャンマーでは、軍がアウン・サン・スー・チー国家顧問やウィン・ミン大統領のほか与党の幹部を相次いで拘束し、クーデターによって全権を掌握する事態になっています。

国連の安全保障理事会は2日、今後の対応を話し合うためミャンマー問題の国連特使を招き緊急の会合をオンラインで開きました。

会合はミャンマー軍との関係が深い中国などが公開に反対したため非公開となりました。

各国の詳しい発言は明らかになっていませんが、国連によりますとバーグナー特使は会合で「非常に驚き、衝撃を受けた。クーデターの前日に軍の指導部と連絡をとったが政府や選挙管理委員会と話し合いを続けていると言っていた」と報告したうえで「非常事態宣言と民政指導者の拘束は憲法違反であり、違法だ」と軍を非難したということです。

また、議長を務めたイギリスのウッドワード国連大使は、ツイッターに動画を投稿し「けさの会合ではメンバー国の間から明確な懸念の声が聞かれた」と述べてクーデターに多くの国から懸念の声が上がったことを明らかにしました。

議長国によりますと、会合は終了しましたが各国は議論の結果を声明として発表できるか調整を続けていて、安保理が結束した対応を示せるかが焦点です。