新型コロナ 変異株対策 アイルランドやイスラエルなど追加
イギリスや南アフリカで変異した新型コロナウイルスが流行するなか、厚生労働省は新たにアイルランドやイスラエルなど3つの国と地域から入国する人にも宿泊施設での待機を求めるなど水際対策を強化することを決めました。
変異ウイルスが流行しているイギリスと南アフリカから入国する人について、厚生労働省は入国後も検疫所が確保した宿泊施設で待機してもらい、3日後に改めて検査するとともに陰性でも14日間自宅などで待機するよう求めています。
さらに、厚生労働省は変異ウイルスの流行が確認されているアイルランドとイスラエル、それにブラジルのアマゾナス州から入国する人についても同様に水際対策を強化することを決めました。
対策を始めるのは5日の午前0時以降で、入国の14日以内にこれらの国や地域に滞在していた人が対象になります。
厚生労働省は、ほかの国や地域についても変異ウイルスの流行が確認された場合は同様に水際対策を強化する方針です。