ワクチン接種 東京 練馬区 250の診療所でかかりつけ医が対応へ

新型コロナウイルスのワクチンの接種について、東京 練馬区はおよそ250の診療所を主な接種場所にして、かかりつけ医で対応できる態勢作りを進めています。

ワクチンの接種に向けてそれぞれの自治体が会場の選定などを進める中、練馬区は、学校や区の施設での集団接種は補完的な実施にして、主な接種場所は区内におよそ250ある診療所とすることになりました。

接種場所の「密」を避けるほか、従来のインフルエンザワクチンと同じような流れでかかりつけ医が対応することで接種する人を増やすのがねらいで、対象となる人が直接、診療所に予約することで接種できるようにします。

練馬区は医療従事者への接種に続き、区内の高齢者に延べ21万回の接種を行う計画で、このうち6割余りは診療所で行うほか、高齢者施設などでは施設内での接種を想定しているということです。

練馬区は「ファイザーのワクチンは冷凍庫から取り出すと5日以内の接種が必要なので、診療所と緊密に連携して準備を進めたい」と話しています。