東京 葛飾の介護施設でクラスター 34人が新型コロナに感染

東京 葛飾区は区内の介護施設で、入所者と職員、合わせて34人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。

葛飾区によりますと、区内の介護施設「葛飾ロイヤルケアセンター」で今月24日、入所者1人に発熱があり、検査を受けたところ、27日、新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。

その後、この入所者と同じフロアで生活する入所者49人と職員全員を検査した結果、29日までに職員1人を含む33人の感染が新たに分かりました。

感染者は、合わせて34人となり、区は、施設内で感染者の集団=クラスターが発生したとしています。

このうち、最初に感染が分かった入所者は入院しましたが、ほかの人たちは症状がないか軽いため、施設内で療養していて、入院の調整が行われているということです。

施設には常勤の医師がいるということですが、葛飾区は都の感染対策支援チームに感染症が専門の医師や看護師の派遣を依頼するなどし、施設を支援することにしています。