新型コロナ 自宅療養中の50代男性が死亡 神奈川 伊勢原

神奈川県は28日、新型コロナウイルスに感染し、伊勢原市で自宅療養していた50代の男性が死亡したと発表しました。男性は軽症とされていましたが、新型コロナウイルス肺炎に伴う脳出血で亡くなったということです。

神奈川県によりますと、死亡したのは、伊勢原市で1人暮らしをしていた50代の男性です。

男性は1月18日に陽性が判明し、軽症と診断され、既往症もなかったため自宅で療養していましたが、1月26日の午後1時ころ自宅を訪れた親族が室内で倒れているのをみつけ、駆けつけた救急隊が死亡を確認しました。

死因は新型コロナウイルス肺炎に伴う脳出血で、26日の未明に死亡したとみられるということです。

県によりますと、死亡した前日の午後4時ごろに県の保健師が電話で健康観察をした際、せきやのどの痛みはあったものの容体が悪化した様子はなく、血液中の酸素濃度は95%で、県が正常値とする範囲内だったということです。

県は「自宅療養のフォローなど、できる対応を行っていたが、男性が亡くなったのは残念だ」とコメントしています。

神奈川県内で、県などが健康観察を行うなか自宅療養中に死亡した人は、これで3人目です。