EU 日本からの渡航を再び原則禁止に 日本の感染拡大で

EU=ヨーロッパ連合は日本で新型コロナウイルスの感染が拡大しているとして、日本から域内への渡航を再び原則禁止することを決めました。

EUは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて去年から域外からの渡航を制限していますが、日本や韓国など一部の国については感染状況が落ち着いているとして去年7月以降制限の対象から除外しています。

渡航制限から除外される国は定期的に見直しが行われていますが、EU筋によりますと、27日に行われた大使級の会合で日本について感染状況が悪化しているとして、必要不可欠な場合を除くEU域内への渡航を再び原則禁止することを決めたということです。

早ければ28日にも正式に発表するとしています。

実際に制限するかどうかは国境管理の権限がある各国に委ねられていますが、EU域内で変異ウイルスの感染が拡大していることなどから各国は域内外の移動の制限を強めることで一致していて、今回の決定によって日本からの渡航は厳しく制限される可能性があります。