北海道 小樽市でも不要不急の外出自粛など要請へ 感染拡大で

北海道小樽市で、新型コロナウイルスのクラスター=感染者の集団が相次いで発生するなど、感染が拡大傾向にあることから、北海道は札幌市と同様、小樽市でも特別措置法に基づいて、不要不急の外出やほかの地域との行き来を控えるよう要請する方向で調整しています。

北海道は、来月15日までを集中的な対策期間として、特別措置法に基づいて、札幌市で、感染のリスクを避ける対策がとれない場合に不要不急の外出や、ほかの地域との行き来を控えることなどを要請しています。

こうした中、小樽市では、今月下旬から市内の病院や高校、介護事業所などで相次いでクラスターが発生していて、27日は、1日の感染確認も35人とこれまでで最も多くなりました。

このため、道は、小樽市で感染が拡大傾向にあるとして、医療のひっ迫を避けるため、札幌市と同様、小樽市でも、特別措置法に基づいて、感染のリスクを避ける対策がとれない場合に、不要不急の外出や、ほかの地域との行き来を控えるよう要請する方向で調整しています。

北海道は、28日午後、対策本部会議を開いて、こうした要請の内容を決定する方針です。