自民・公明幹部 飲食店に深夜まで出入りと報じられ陳謝

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、自民・公明両党の幹部2人が、東京都内の飲食店に深夜まで出入りしていたと相次いで報じられました。2人とも、事実関係を認め、陳謝しました。

自民党の松本国会対策委員長代理は、26日の「デイリー新潮」で、今月18日の夜、東京都内のイタリア料理店など3つの飲食店に、深夜まで出入りしていたと報じられました。

これを受けて松本氏は、26日夜、国会内で記者団に対し「国民に我慢を強いている時で、今後への不安が持たれている中、行動が少し軽かったと反省している。申し訳ない」と陳謝しました。
また、公明党の遠山幹事長代理も26日の「文春オンライン」で、都内の飲食店で深夜まで知人と会食していたと報じられました。

遠山氏は、記者団に対し「心から猛省しており、石井幹事長からは『極めて不適切な行動だ』と注意を受けた。このようなことが二度とないように自重し、職責を果たしていきたい」と述べました。

維新 馬場幹事長「襟を正してきちんとした行動を」

日本維新の会の馬場幹事長は、記者団に対し「ルールを決めて国民にお願いしている立場の人が、そのルールを破るのは信頼を損なう。政治への信頼がなければ新型コロナウイルス対策の効果が薄れるので、政治家は襟を正してきちんとした行動をすべきだ」と述べました。