神奈川 コロナ病床数2割余り少なく見直し ステージ4目安超える

神奈川県は、新型コロナウイルスの患者用に最大限確保できる病床の数について、現時点の各病院の状況を改めて調査した結果、これまでより2割余り少ない1555床に変更すると発表しました。

神奈川県は、これまで新型コロナウイルスの患者用に最大限確保できる病床「確保病床」を1939床としていましたが、去年、調査した数字であることや使える病床の数が季節によって変わることなどから、1月、患者を受け入れている91の病院を対象に改めて調査しました。

その結果、確保できる病床の最大数は、これまでより380床余り、割合にして2割余り少ない1555床で、このうち重症の患者用の病床は190床であることが分かったということです。

県は、この変更を国にも報告することにしています。

国は、各県ごとの病床のひっ迫具合を計算する際、県の報告を基準にしていて、今回の変更でこうした計算にも影響が出ることになります。

例えば、25日の時点で、神奈川県の病床使用率は49%余りとなっていますが、変更後は61%余りとなり、最も深刻な「ステージ4」の目安の50%を超えます。

これについて黒岩知事は「これまで公表していた確保病床とすぐに使える即応病床の差が大きく、見直すことにした。医療現場が対応に追われる中、見直しが遅れたが、今後は必要に応じて調査し正確な状況を伝えたい」と話していました。