東京都 新型コロナ 13人死亡 1026人感染確認で再び1000人超

東京都は、26日都内で新たに1026人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都内の1日の感染確認は24日、25日と1000人を下回っていましたが、再び1000人を超えました。

また都は感染が確認された男女13人が死亡したことを明らかにしました。

東京都は26日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて1026人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

都内の1日の感染確認は、24日、25日と1000人を下回っていましたが、再び1000人を超えました。

これについて都の担当者は「1週間平均では少しずつ減ってきているが、1日1000人前後は決して少なくない。感染者全体や感染経路が分からない人の数がまだ一定数いるため、今後、急激に減ることは基本的にないと思う。引き続きステイホームをして接触機会を減らして欲しい。みんなの努力が感染者の減少につながるので少し減ってきたといっても油断しないで欲しい」と話しています。

年代別は、
▽10歳未満が27人
▽10代が45人
▽20代が189人
▽30代が164人
▽40代が145人
▽50代が142人
▽60代が96人
▽70代が95人
▽80代が86人
▽90代が35人
▽100歳以上が2人です。

1026人のうち、およそ45%にあたる466人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ55%の560人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多く230人、「施設内」が150人、「職場内」が30人、「会食」が18人などとなっています。

このうち「施設内」は22の医療機関で患者と職員あわせて86人、28の高齢者施設で利用者と職員合わせて62人の感染が確認されました。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて9万5534人になりました。

また26日時点で入院している人は25日より39人増えて2847人となりました。

「現在確保している病床に占める割合」は71.2%です。

(2847÷4000床)。

このうち、都の基準で集計した26日時点の重症の患者は25日と同じ148人で、重症患者用の病床の59.2%を使用しています。

(148人÷250床)。

感染が確認された人のうち、自宅で療養している人は25日より553人減って7510人でした。

都が確保したホテルなどで療養している人は25日より76人減って800人で、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は25日より28人減って5540人でした。

また都は、感染が確認された70代から90代の男女13人が死亡したことを明らかにしました。

このうち3人は入院していた病院内で、2人は家庭内で、1人は高齢者施設でそれぞれ感染したということです。

これで都内で死亡した人は800人を超えて809人になりました