ワクチン接種場所を地図上に… 米IT大手 普及支援の動き相次ぐ

アメリカのIT大手グーグルは25日、新型コロナウイルスのワクチンの接種場所をインターネットの地図上に表示するサービスを近く始めると発表しました。アマゾンも、ワクチン接種のための診療所を本社に設けるなど、IT大手の間でワクチンの普及を支援する動きが相次いでいます。

グーグルは25日、ワクチンを広く普及させるため、インターネットの検索結果や地図上にワクチンを接種できる場所などを表示させるサービスを、近く開始すると発表しました。

関係機関からの情報を集めて予約の必要があるかどうかなど詳しい情報も表示するとしていて、アメリカの一部の州から利用できるようにし、ほかの地域や国に広げていくということです。

またWHO=世界保健機関やアメリカCDC=疾病対策センターへの助成などとして、日本円にして150億円以上を投じるとしています。

アメリカのIT大手では、アマゾンが西部ワシントン州シアトルにある本社にワクチン接種用の臨時の診療所を開設したほか、マイクロソフトもワクチンの接種場所として会社の施設を開放するなど、ワクチンの普及を支援する動きが相次いでいます。