社会

都立の火葬施設 新型コロナ感染して亡くなった人の枠 倍増へ

東京都内で新型コロナウイルスに感染して亡くなる人が相次ぐ中、江戸川区にある都立で唯一の火葬施設では、感染した人を火葬する枠を現在の2倍にすることを決めました。
都内で新型コロナウイルスに感染し亡くなった人は、先月は、前の月のおよそ2.8倍の153人で、今月は25日までに127人に上っています。

都内で唯一、都が運営する江戸川区の「瑞江葬儀所」では、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人の火葬が増加していて、先月は26人だったのが今月は24日の時点ですでに70人に上っています。

このため都は、28日以降、火葬する枠を1日5人までから2倍の10人までに増やして対応することを決めました。

都によりますと「瑞江葬儀所」では火葬まで1週間近くかかることもあるほか、民間の施設でも火葬が増えているということです。

また、感染して亡くなった人が医療機関で長く安置されるケースも出ているということで、都は「火葬の枠を増やし医療機関の負担軽減にもつなげたい」と話しています。

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