千葉 新型コロナ 4か所でクラスター確認 病院や高齢者施設など

千葉県は25日、病院や高齢者施設など4か所で感染者の集団=クラスターが新たに確認されたと発表しました。

このうち、千葉県松戸市の「千葉西総合病院」では、これまでに職員10人、入院患者17人の合わせて27人の感染が確認されました。

この病院では、今月16日に20代の看護師の感染が確認され、その後、同じフロアの職員と入院患者などを対象に検査を進めていました。

千葉県によりますと、感染が確認された人のうち、いずれも80代の入院患者の男性2人が重症だということです。

また、栄町の介護老人保健施設「さかえケアセンター」では、25日までに職員と入所者合わせて24人の感染が確認されました。

さらに、市川市の障害者施設「かしわい苑」では25日までに20代から50代の職員と利用者、合わせて13人の感染が確認され、一宮町の障害者支援施設「青松学園」でも、25日までに20代から60代の職員と入所者合わせて10人の感染が確認されました。

千葉県内で25日に発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は291人でした。

また、新たに2人の死亡が発表され、県内で死亡した感染者は213人となりました。