メキシコ大統領 新型コロナに感染「症状は軽い」

新型コロナウイルスへの感染が確認された人が累計で170万人を超えているメキシコでは、ロペスオブラドール大統領が感染したことを明らかにしました。

メキシコのロペスオブラドール大統領は24日、自身のツイッターで、新型コロナウイルスへの感染を明らかにしたうえで「症状は軽い。治療を受けている」と投稿しました。

そして、翌日に予定されているロシアのプーチン大統領との電話会談は予定どおり行い、ワクチンの提供を受けることについて意見を交わすとしています。

メキシコ政府の関係者は、大統領は、当面オンラインで公務にあたり、記者会見などはほかの閣僚が行うという見通しを明らかにしました。

アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、メキシコでは、新型コロナウイルスの感染が確認された人が累計で170万人を超えています。

亡くなった人は14万9000人を超え、アメリカ、ブラジル、インドについで多くなっています。

こうした中、メキシコ政府は国民へのワクチンの接種を進めるなど感染拡大の防止に力を入れています。