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エアコンなど白物家電 国内出荷額24年ぶり高水準 巣ごもり需要
エアコンや冷蔵庫など、いわゆる白物家電の国内出荷額が去年、2兆5300億円を超え、24年ぶりの高い水準となりました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自宅で過ごす、いわゆる巣ごもり需要が高まったことなどが要因です。
日本電機工業会によりますと、去年1年間の白物家電の国内出荷額は、前の年より1%増えて2兆5363億円でした。
これは1996年以来、24年ぶりの高い水準です。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自宅で過ごす時間が増え、いわゆる巣ごもり需要が高まったことや、現金10万円の一律給付が行われたことなどが主な要因とみられます。
出荷額の増加率でみると、
▽空気清浄機がプラス56%余りで最も高かったほか
▽ホットプレートがプラス40%余り
▽加湿器がプラス25%などと、大きく伸びました。
一方、エアコンは出荷台数が0.6%増え、1972年以降、最も多くなりました。
しかし、足元では2度目の緊急事態宣言を受けて、店頭での売れ行きがよくないという声も聞かれるということで、業界団体では「今後の動向を注意深く見守りたい」と話しています。