大相撲 九重部屋 新型コロナ 新たに3人陽性判定 計17人に

日本相撲協会は、初場所前から新型コロナウイルスの感染者が相次いでいた九重部屋でPCR検査の結果、新たに3人が陽性と判定されたと発表しました。これで九重部屋で陽性と判定されたのは合わせて17人となりました。

九重部屋では、初場所前日の今月9日に前頭13枚目の千代翔馬など力士4人の感染が分かり、部屋の力士や親方など所属する協会員は全員が初日から休場し、これまでに九重親方を含む14人が陽性と判定されていました。

日本相撲協会の芝田山広報部長によりますと、これまで陰性と判定されていた力士など10人が23日までに改めてPCR検査を受けたところ、新たに幕下以下の力士3人が陽性と判定されたということです。

これで九重部屋で陽性と判定された協会員は17人となりました。

芝田山広報部長は「部屋でまん延してしまったということだ。まずは陽性者がしっかり陰性となることが大事だ」と話していました。