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陸上アジア選手権 中止に 中国で5月に予定 強化戦略練り直しも

アジア陸上競技連盟は、ことし5月に中国で予定されていたアジア選手権を中止にすると発表しました。東京オリンピックを目指す有力選手たちにとっては世界ランキングに直結する重要な大会だったため、日本は強化戦略の練り直しを迫られます。
陸上のアジア選手権は2年に1回行われる大会で、ことしは5月に中国の浙江省杭州で開かれる予定でした。

しかし新型コロナウイルスの感染が世界で拡大する中、アジア陸連によりますと、今月7日の理事会で中止が決まったということです。

東京オリンピックの出場を目指す日本の選手たちにとって、代表選考会となることし6月に予定されている日本選手権での結果のほか、主要な大会での成績に基づく世界ランキングが重要になってきます。

アジア選手権はこのランキングにつながる大会で、日本陸連は「アジア選手権で高いポイントを獲得することで世界ランキングの順位を高め、戦略的に選手団を派遣したい」としていました。

今回の中止によって、オリンピック出場を目指す有力選手たちは強化戦略の練り直しを迫られることになります。

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