赤羽国土交通相 「ワクチン輸送体制 構築 省挙げて取り組む」

新型コロナウイルスのワクチン接種開始に向けて、赤羽国土交通大臣は、22日の閣議のあとの記者会見で「輸送体制の構築は重要なテーマで、国土交通省を挙げて取り組む」と述べ、全国にワクチンを輸送する体制づくりを急ぐ考えを示しました。

この中で赤羽国土交通大臣は「ワクチンの接種体制の確保にあたっては、海外から国内の拠点に航空機で輸送したうえで、北海道から沖縄までの予防接種会場にタイムリーかつ効率的に輸送することが必要だ。一部のワクチンは超低温状態を維持して輸送するなど、前例をみないような輸送体制の構築が求められる」と述べました。

そのうえで、赤羽大臣は「物流事業者などと連携して、航空機や車両のほか、人員の確保といった物流面の対応を検討しながら政府全体の輸送計画を作成して着実に実施していく。輸送体制の構築は大変重要なテーマなので、国土交通省を挙げて取り組む」と述べて、全国にワクチンを輸送する物流の体制づくりを急ぐ考えを示しました。