トランプ前大統領 執務室に手紙を残す「思いやりのある内容」

ホワイトハウスによりますと、トランプ前大統領は20日、離任の際、バイデン新大統領に宛てた書簡を大統領執務室に残したということです。

ホワイトハウスに入ったバイデン新大統領は、この書簡について記者団に問われると「とても思いやりがある内容だった」と述べました。

その一方で「個人的なものだったので彼と話をするまでは内容については言わない」と述べて、それ以上の言及は避けました。

退任する大統領が新大統領に向けて書簡を残すのは、1989年に退任したレーガン元大統領が始めて以降、歴代大統領のあいだで慣例となってきました。

このうち、大統領選挙に敗れた父親のブッシュ元大統領が1993年に、クリントン新大統領に宛てた書簡には「あなたの成功はこの国の成功となる。あなたを全力で応援している。幸運を祈る」と書かれていました。

今回の大統領選挙では、選挙結果をめぐって混乱が続いただけにブッシュ元大統領の書簡は「潔いメッセージだった」などと最近になってソーシャルメディア上で話題になりました。

また、トランプ前大統領は4年前に就任した際、オバマ元大統領から受け取った書簡の内容について「思いやりのあるものでとても感銘を受けた。お礼の電話をかけた」と話していました。