雪で生き埋めの少女を救出 住民らに感謝状 富山 高岡

今月10日、富山県高岡市で屋根からの落雪で一時、生き埋めになった11歳の女の子を近くにいた住民たちが協力して助け出し、消防署から感謝状が贈られました。

富山県内で連日、雪が降り続いて大雪となっていた今月10日の午後1時ごろ、高岡市能町南の住宅街で家族と一緒に除雪作業をしていた11歳の女の子が、屋根から落ちてきた大量の雪で一時、生き埋めの状態になりました。

近くにいた母親がすぐに気付いて周囲に助けを求めたところ36歳から73歳までの住民など7人が駆けつけ、スコップや手でまわりの雪を掘り起こして女の子を助け出しました。

消防によりますと、女の子が助け出されるまでにはおよそ10分ほどかかったとみられ、女の子は救急車で搬送されましたが、意識はあり、けがもなかったということです。

高岡消防署は女の子の迅速な救助に大きく貢献したとして住民など7人に感謝状を贈り、このうち6人が20日夜行われた贈呈式に出席しました。

式では吉田就彦署長から一人一人に感謝状が手渡され「通報から現場への到着までにはどうしても一定の時間がかかるので、このような協力は非常に心強い」と、改めて感謝の意を表しました。

雪の中から最初に女の子を見つけ出した会社員の増本純次さん(45)は「時間がないと思い急いで雪を掘りました。女の子を抱きかかえた時に息をしていたので助かってよかったと安心しました」と振り返りました。

また増本さんは女の子の様子について「雪の中から掘り起こした時には涙を流して泣いている様子でした。お母さんの顔を見ると『ごめんなさい』と言って抱きついていました」と話していました。